先生コンソールの設定情報-[画面受信]タブ

このタブでは、生徒の画面を先生コンソールで見るときの各種条件を設定します。生徒の画面を表示する時に使用するフォントや生徒機のマウスとキーボ ードの制御方法などを設定できます。

構成の設定: NetSupport School ダイアログ

[画面受信]タブには、以下のような設定項目があります:

  1. すべての生徒の画面受信セッションに設定を適用するには、先生コンソールでオプションをクリックし、ドロップダウン メニューから 設定を選択して、画面受信を選択します。

  2. 個々の生徒の画面受信セッションに設定を適用するには、画面受信ウィンドウのキャプションバーにある設定アイコンをクリックし、画面受信を選択します。

オプション

BIOSキーボード: 先生コンソールで生徒機のキーボードがエミュレートする時に、ハードウェアレベルではなくBIOSレベルでエミュレートするようになります。先生のキー入力に生徒のアプリケーションが正しく反応しない場合は、このボックスをチェックしてみてください。この項目は、デフォルトのハードウェアレベルでのエミュレーションで問題がある場合にだけチェックしてください。

全画面表示の切替え確認: 先生コンソールで生徒の画面表示を全画面表示モードに切替えるときに確認のダイアログボックスが表示されるようになります。

全画面表示: 生徒の画面を全画面で表示します。

画面サイズ: 生徒の画面全体が画面受信ウィンドウ内に収まるように自動的に縮小または拡大されて表示されるようになります。

画面受信ウィンドウを閉じた時に切断: 画面受信ウィンドウを閉じたときに、その生徒機と切断されるようになります。生徒との作業終了後に切断し忘れる心配がなくなります。

スクロールバー: チェックを外すと、画面受信ウィンドウのスクロールバーが表示されなくなり、画面の表示範囲が少し広くなります。

圧縮を使用: 画面受信の転送データ(画面更新のデータ)が圧縮されます。このチェックボックスの状態は、[設定情報の設定]ダイアログボックスの[一般]タブにも反映されます。

壁紙: 先生コンソールに生徒の画面の壁紙も表示されるようになります。壁紙も表示すると画面更新に時間がかかるため、通常、この項目はチェックしないことをお勧めします。

ブランク画面: チェックすると、画面受信中に、生徒機側の画面が非表示(真っ暗な画面)になります。

注意: この機能は、Windows 10 v2004以降を実行している生徒でのみ利用できます(Windows 8 以前を実行している生徒にはレガシー サポートが提供されます)。

ビデオスキッピング: チェックすると、生徒の画面の連続した動きが一部間引かれて送信されるようになり、画面受信のパフォーマンスが向上します。

クリップボード: 有効になっている場合、データのコピーが簡単におこなえます。Ctrl+CとCtrl+Vのショートカットを使って先生と生徒間のクリップボードでデータのコピーが自動で可能です。

デフォルトモード: 画面受信を開始するとき、デフォルトでは、共有モードになります。別のモードで画面受信を開始したい場合は、一覧から選択してください。

キャシュサイズ: 画面受信のパフォーマンスを上げるために、先生コンソールではキャッシュが使われています。キャッシュサイズは1MB~16MBの間で設定でき、設定したサイズが生徒機ごとに個別に用意されます。生徒機でサイズの大きいビットマップを多用するアプリケーションを使用している場合は、キャッシュサイズを大きく設定することでパフォーマンスを上げることができます。

この設定項目は、画面受信中に変更することはできません。

最大解像度: 先生コンソールに送信される生徒の画面の色数を制限できます。その結果、通信情報量を少なくでき、ネットワークの負荷を低減できます。

DOSフォントに変更

DOS画面の表示用フォントを変更するときは、このボタンをクリックします。DOS画面の表示用フォントとは、 WindowsのMS-DOSプロンプトを全画面表示している生徒の画面が、先生コンソールに表示 されるときに使われるフォントの種類とサイズです。Windowsでは、MS-DOSプロンプトの内容はグラフィックフォントを使って表示されます。先生コンソールでWindowsを高解像度で表示している場合は、フォントサイズをかなり大きくしなければ全画面表示のMS-DOSボックスが忠実に再現されません。

日本語フォントに変更

DOS画面の日本語表示用フォントを変更するときは、このボタンをクリックします。